紙類や書類はなにもしなくても、どんどん増えていきます。
生活に欠かせないものですが、
捨てるタイミングをはずすと溜まっていきます。
「断捨離+ペーパーレス化」で、紙類や書類、ノートを一気に減らしましょう。
・紙があふれているのを断舎離したい
・紙を断捨離する基準を知りたい
・効率的に断舎離したい
・紙の断捨離のバリエーションを知りたい。
このような悩みの回答をします。
- 紙類を増やさない方法
- 紙類を断舎離するときの基準
- 紙類を処理する方法
「断捨離+ペーパーレス」を進めていくことで
紙ゴミが減っていき、家の中がスッキリしていきます。
紙を減らすにはペーパーレス化が必須
紙類を減らすには全ての作業を電子化し、ペーパーレス化することです。
ペーパーレス化は次の方法で実現できます。
- パソコンやスマホを使う
- 通帳や株券は全てオンライン化する
- メモは写真かスマホアプリでとる
- 郵便物、チラシもスマホで写真に
パソコンやスマホを使う
書類書きやメモ書きなどは、全てパソコン、スマホでやりましょう。
パソコンが苦手なら、代わりに iPad などのタブレットでも可能です。
「手書きの方が頭に残る」と言う人は昔からいますが、完全に代用できますので心配ありません。
私も20年くらい前から、毎日ノート書きをしていました。
1日1ページ以上書いてましたが、今はパソコンでやってます。
仕事でも会社のルールで一冊記録ノートを使っていますが、作業は完全にペーパーレスです。
全く支障ありません。
今は色々なソフトも有り、パソコンやスマホで落書きもできます。どんどん移行しましょう。
(具体的な方法については、別の記事で書く予定です。)
次の記事に書いたように、毎日書き出してました。
▶ ロジカルシンキング(論理的思考)の始め方と鍛え方を解説します
通帳や株券は全てオンライン化する
銀行や証券会社はオンラインにすれば通帳や書類がなくなります。
口座がある銀行で Webサービス申し込みましょう。証券会社もネット証券を使うようにします。
私はすべての口座をオンライン化しており、マネーフォワードMEで管理しています。
オンライン化すると次のようなメリットがあります。
- 記帳のために銀行に行く必要がない
- 振込も数分でできる
- 銀行からの郵便物が来なくなる
ペーパーレス以外にも時間の節約になり、その分自分の時間を有効に使うことができるようになります。
メモは写真かスマホアプリでとる
覚えておきたいことや記録しておきたいことはメモとして、スマホで写真を取っておきます。
書き写すより早く、手間がかかりません。
思いついたことはスマホアプリにメモしましょう。Google Keep がおすすめです。
Google Keep はバックアップも必要なく、PCからもメモにアクセスできます。
家族で共有したい内容は、クラウドに上げておけば、家族の誰でも見ることができます。
郵便物、チラシはスマホで写真に
郵便物やチラシは、必要な部分だけ写真を撮って、すぐ捨てます。
撮影した写真メモは、使ったらすぐに削除しましょう。
郵便物は個人情報があるので、適切に処理します。
次に、紙類のどれを残すか、考え方を説明します。
断捨離してはいけない紙類・書類
自分の作業をペーパーレス化できても、全ての紙類を断舎離することはできません。
世の中にはいまだ紙の文化が残っていて、それに対応していかなければならないからです。
ここでは断捨離はせずに残したほうがいい紙類を解説します。
- 紙の実物が必要なもの
- 紙で渡されたデータ
- 家族で共有するもの
- ノートやメモ帳
- 本
紙の実物が必要なもの
証明書などは、保存しておく必要があります。
ハンコがある重要書類や、登記簿などは残しておきます。
- ハンコがある重要書類 / 不動産
- 免許証などの証明書
- 電子書類のバックアップ
またパソコン内の電子書類をバックアップとして、紙で残しておいたほうがいいものもあります。
私の場合、家計簿の控えを紙で残してます。
紙で渡されたデータ
家電の保証書など、あとで紙で使う可能性があるものは残しておきます。
- 銀行、証券会社の書類
- 医者から渡された検査データ
- ガス代などの伝票など
- 家電の保証書など
何らかのトラブルがあった場合を考え、エビデンスとして残してあります。
また病院からもらった身体検査のデータやガス代などの伝票も残してます。
※ スキャンしてデータ化できますが、手間なのでそのまま残してます。
家族で共有するもの
また家族で共有するものは紙で残しておきます。
家族の中にはスマホやパソコンに慣れていない人もいるので、そのようにしています。
- 自治体の書類:ゴミ捨ての分別 / 図書館の年間スケジュール / 医療関係
- 通帳など、データ化できないもの(家族のもの)
- パスワードリスト
ゴミ捨ての分別表などは、作業しているときにさっと見たいものです。
パソコンを開くのも時間がかかります。
なので作業する場所の近くにまとめておいてます。
パスワードもいざというときに家族がアクセスできるように紙もので残してあります。
ノートやメモ帳
今使っているものや、まだ電子化できていないノートは残しておきましょう。
ノート類は電子化するのにかなり時間がかかるので、資料として使えるものは保存しておきます。
私の場合は20年以上書き溜めた「思考ノート」があります。
電子化するのも面倒だし、ダンボール2箱程度に収まるので、残してあります。
- メモ帳1冊
メモ帳は一冊、持っておきましょう。
メモはスマホで十分ですが、あったほうが無難です。理由はスマホでメモしていると
傍から見ると遊んでるように見えるからです。
いらない誤解を避けるために、高齢な方が多いところでは手書きをするようにしています。
「ホスト界の帝王」ローランドさんは、A4の紙を折りたたんで、紙入れに入れてポケットに入れてあるそうです。
ローランドさんのミニマリストぶりは、次の記事で紹介してます。
▶ ミニマリストってやばい?その生活行動はシンプルかつ合理的
本
本については、次の記事で解説していますので、読んでみてください。
紙類・書類を断捨離する方法
不要な紙類を処理する方法について解説します。
次のような方法があります。
- データ化する
- リサイクルショップに出す
- シュレッダーにかける
- 燃えるゴミ・資源ごみに出す
データ化する
スマホで写真をとってデータ化しておけば、紙は捨てられますね。
スキャナーでスキャンしてもいいです。
最近は家庭用コピー機にもスキャナーになるものも増えてます。
でもチラシ程度であればスマホの方がお手軽です。
リサイクルショップに出す
未使用のものは、リサイクルショップに持っていきましょう。
ノートやメモの中には、リサイクルショップで引き取ってもらえるものもあります。
キャラクター商品などはリサイクルショップに持っていって確認すると良いでしょう。
ですが売れても二束三文なので、あまりおすすめしません。
シュレッダーにかける
他人に見られては困る内容が書いてあるときは、シュレッダーで裁断しましょう。
シュレッダーを使うことで、次のようなメリットがあります。
- 他の紙ゴミに紛れて、個人情報を隠せる
- 紙ゴミが軽くなる
ダイレクトメールなどの住所がわかるものは個人情報です。
シュレッダーにかけて他の紙ゴミと混ぜ合わせましょう。
家庭用のシュレッダーも一台あると便利です。
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燃えるゴミ・資源ごみに出す
捨てるときは各自治体のルールにそって捨てましょう。
前述したようにシュレッダーにかけておくと軽くなり、らくにごみ集積所に持っていけます。
チラシや新聞紙をまとめる方法については、次の記事の「本のまとめ方」で説明しています
▶ 【本を捨てられない】捨てる以外に本を断捨離して片づける方法
まとめ
この記事では、紙類・書類を断舎離する方法について解説しました。
- 紙類を増やさない方法
- 紙類を断舎離するときの基準
- 紙類を処理する方法
紙類って、なにげにその辺に置いてあったり、挟んであったりと、意識の範囲外に結構あります。
紙ゴミが減っていき、家の中のペーパーレス化が進んでいくと、本当に家の中がスッキリしていきます。