本好きにとって、本の置き場所は悩みのタネですね。私もほんの置き場所にはいつも苦労しています。
この記事では、本の断捨離について解説していきます。
・本の置き場所がなくなってきて困っています。
・大切な本もあり、かんたんに本を捨てられません
・読みたいときに読めないのはツライ
・断捨離するにはどうしたらいいの?
以上の悩みを解決します。
この記事では、以下のことを解説していきます。
- リアル本を増やさない方法
- 捨てないほうがいい本について
- 本を捨てずに再利用する方法について
- 本を捨てるときに確認したいポイント
この記事を読めば、本を効率よく断舎離できるようになります。
断捨離ができない性格・心理や理由についても解説しています。
▶ 断捨離ができない理由を知りたい【心理・性格・体力・環境】
リアル本を増やさない方法について
リアル本は、なるべく増やさないようにしましょう。
リアル本を増やさないために、次のような方法を考えてみましょう。
- Kindleなどの電子書籍を買う
- 図書館を利用する
Kindleなどの電子書籍を買う
本を買う前に電子書籍にその本がないか、確認してみましょう。
物理的な本を買わず、電子書籍を購入すると、場所を取らずにいくらでも保存しておくことができます。
電子書籍はデバイスが変わったとき、購入した書籍を引き継ぐ処理が必要です。
また、アカウントを変えると購入した書籍が読めなくなります。
そういった注意点は必要ですが、本を置くスペースを考える必要もないので、とても便利です。
Kindle本は頻繁にセールをやっています。セール情報は次の記事で確認できます。
▶ 開催中のKindleセール情報まとめ!探し方も紹介!
図書館を利用する
少し古い本であれば、図書館から借りるという方法もあります。
最近は出たばかりのビジネス本がおいてある図書館もあり、なかなか侮れません。
隣の市の図書館も使えることも多いので、図書館の検索サービスで一度確認してみましょう。
欠点としては出版されたばかりの本は予約で一杯になっていることが多い点です。
一度に複数の図書館を検索できるWebサービスを使うと便利です。
▶ カーリル | 日本最大の図書館蔵書検索サイト
捨てては行けない、絶対に後悔する本3選
捨てるのはよく考えてから捨てたほうが良い本があります。
次のような本です。
- 文庫本
- 思い出に残っている本
- 何度も読み返している本
よく考えてから処分しましょう。
文庫本は絶版になる
文庫本は絶版になりやすいです。
いつでも手に入ると思っていたら、いつの間にか絶版になっていて手に入らなくなっていた、と言うケースがあります。
私個人ではアイザック・アシモフがそうでした。(最近は有名な本は再販してますが、まだ手に入らない本はたくさんあります。)
文庫本にも新陳代謝があり、古くてあまり有名ではない作家の小説は絶版になってることも多いです。
図書館もスペースの関係で在庫放出しているとこもあるので、注意が必要です。
いつでも手に入るからという理由で手放すとしたら、立ち止まって自分の気持ちを再確認することをおすすめします。
思い出に残っている本
その本に思い出があるなら、一旦保存しておきましょう。
何年たっても「要らないかな」と気持ちが変わらなければ処分しましょう。
何度も読み返している本
何度もよみかえす本は必要な本です。
私個人では「ロープとひもの結び方」という本をなぜか読み返すことが多く、あまり面白い本ではありませんが(失礼)残してます。
次に本を捨てずに処理する方法について、説明します。
本を捨てずに片づける、再利用の方法5選
本を処分する方法は捨てるだけではありません。必要な人のために譲ることも考えましょう。
次のような方法があります。
1.図書館に寄贈する
2.スキャンして残す
3.古本屋に持ち込む
4.フリマアプリに出品する
5.古本買取サービスを利用する
1.図書館に寄贈する
図書館に本を寄贈する方法もあります。
ご存知ない方もいるかも知れませんが、図書館に本を引き取ってもらえます。
図書館のカウンターに確認してみましょう。大抵はOKをもらえます。
その際にかんたんな書類(後で返してほしいなど言わないこと、など)に名前を記入するだけです。
細かい手続きは図書館によって違うと思いますが、本屋で買える比較的新しい本は歓迎されます。
寄贈なので収入はゼロですが、次のような利点があります。
- 他の人たちが、その本を読むことができる
- その図書館の蔵書が充実する
- 後で読みたくなったら、借りて読むことができる
2.スキャンして残す
専用のスキャナーを購入してPDFにして保存する方法があります。
ITエンジニアがよくやってるのを見ます。
本の背表紙を剥がしてページを一枚一枚分離し、スキャンしてデータ化します。
メルカリでも「裁断されたページの束」が出品されているのをよく見ます。
(背表紙の剥がし方の丁寧な解説もネットに出回っています。)
最近は裁断しなくてもスキャンできるスキャナーも売られています。
わたしは雑誌の特集記事部分のみコピーして保存し、雑誌は処分してます。
3.古本屋に持ち込む
近くのブックオフなど、古本屋に本を売るという方法があります。
その場で換金してもらえるので、お金が欲しいときは有効です。
近所に古本屋がある人や、重い本を持ち運ぶことにあまり苦労を感じない人におすすめです。
4.フリマアプリに出品する
本を売りたいときはフリマアプリやオークションが一番です。
手数料を差し引いても一番高く売れます。
欠点としては
- 売れない本は売れない
- 一冊一冊、手間がかかる
というところです。
5.古本買取サービスを利用する
ネットで古本買取サービスを使うと一気に本が減ります。
送られてきたダンボール箱に本を詰めて送り返すだけです。
本が大量にあるときは、フリマアプリよりおすすめです。フリマは一つ一つ写真を上げたり文を書いたり相手に送付したりするなど、結構手間がかかります。
送料やダンボール代が必要な場合がありますが、多忙な人には便利なサービスです。
古本買取サービスには次のようなサービスがあります。
最後に本を捨てるときの注意点について、説明します。
最終手段:本を捨てる前に確認したいこと
本が売れ残ったり時間がないときは、各地方自治体のルールに沿って、ゴミとして出しましょう。
今はゴミ出しのルールは厳しいです。次のことを事前に確認したほうがいいでしょう。
- 捨てたら困らないか、最終確認
- ゴミの日と収集場所
- 本のまとめ方
最終確認
捨てたら困る本じゃないか、もう一度よく考えてみましょう。
上に書いた項目に当てはまらないかを確認しましょう。
ゴミの日と収集場所
本は燃えるゴミの日、もしくは資源ごみとして収集されます。自治体によって異なります。
回収日を確認して、守って出すようにしましょう。
本のまとめ方
本をゴミに出すときは「二重の十字結び」でまとめて出すのがおすすめです。
ふつうの「十字結び」でもいいのですが、二重にしたほうが雑誌などの柔らかい本をしっかりと固定できます。
私がやってる方法とほぼ同じ「かます結び」の写真つき説明:
▶ 本や雑誌を捨てる時の結び方とは?紐がゆるまない簡単な方法を実践してみました
私の方法は少しオリジナルな方法ですが、次のとおりです。
- 本に紐をぐるぐると2回巻き付け、
- 紐を縦にクロスさせ、一回巻きます。
- 最後は「外科結び」にしています。
いろいろ試した結果、これが一番ほどけにくく、一番手間がかからない結い方です。
まとめ
この記事では、以下のことを解説しました。
- リアル本を増やさない方法
- 捨てないほうがいい本について
- 本を捨てずに再利用する方法について
- 本を捨てるときに確認したいポイント
本も大切な本、捨てたら困る必要な本以外は、断舎離して部屋にあるものをなくしていきましょう。
この記事を読めば、本を効率よく断舎離できるようになります。