世の中には、
自分にとって無駄なものをどんどん手放していった結果、
家の中のものがほとんどなくなってしまった
という人たちがいます。
そういった暮らしを送っている人たちは、ミニマリスト(もしくはシンプリスト)と呼ばれています。
このブログでは以前、ミニマリストの行動や性癖について紹介しました。
▶ ミニマリストってやばい?その生活行動はシンプルかつ合理的
なぜ彼らは、モノを減らしてしまったんでしょうか?
それは何らかのメリットが有るからに違いありません。
物が少ないとどういうメリットがあるんでしょうか?
この記事では、次の内容を紹介しています。
- 物が少ない暮らしのメリット
- 物が少ない暮らしの真のデメリット
ミニマリストになるとどういう暮らしになるのかがわかります。
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よろしければ参考にして下さい。
物が少ないことのメリット5選
家の物を減らすと、次のようなメリットがあります。
1.部屋が広くなる
2.掃除が楽になる
3.引っ越しが楽になる
4.人を招待できる
5.物が落ちてくる危険がなくなる
順を追って、見ていきます。
1.部屋が広くなる
物がない空間は広々として、快適な空間になります。
物が少なくなり、部屋が広くなると、居住空間としてリラックスできる環境になります。
ミニマリストのゆるりまいさんも、穏やかな気持になると本で言ってますね、
動線もシンプルになります。それまで物を避けて歩く必要があったところが、まっすぐ移動できるようになります。
身体が楽になります。
身体が楽になると、よりリラックスするようになります。
2.掃除が楽になる
部屋の掃除も片づけも楽になります。
とくに床から物がなくなると、「モノをどかす」という作業がなくなります。
床に物がなければ掃除ロボットに掃除をさせることもできますので、もっと楽になります。
3.引っ越しが楽になる
物を減らせば、引っ越しも楽になります。
引っ越しのときは荷物をまとめるだけでなく、掃除をしたり、不要なものを捨てたりする作業が発生します。
これもゆるりまいさんのエピソードですが、旦那さんは引っ越しの荷物をまとめるのに大変苦労したけど、まいさんはすぐに準備が完了してしまったそうです。
普段から不要なものを捨てていればその分作業が減り、荷物をまとめて掃除だけで済むようになります。
4.人を招待できる
部屋が広くなると、人を招待することが出来るようになります。
それまで足の踏み場もない状態だったとしても、ホームパーティも開けるようになります。
また個人事業主の方であれば、仕事の打ち合わせにも使えるようになります。
5.物が落ちてくる危険がなくなる
上にモノがなければ、物が降ってこなくなります。
昨今の地震で実際に被害に会われた方のうち、家具の下敷きになってなくなった方は多いです。
東日本大震災のとき、戸棚からは茶碗が振ってきて、他の部屋も棚やクローゼットの上のものは殆ど落ちていました。
実際のところ、地震などの震災で物が多いことの危険性に気づくケースは多かったようです。
では、どのようにものを減らして行けばいいでしょうか?
無理なく物を減らしていく方法3選
目指すところは質素な生活ではありません。
自分が思う無駄を無くし、大切なものだけで暮らすシンプルライフです。
あまり細かいことは決めず、とりあえず次のようなことに注意します。
- むやみに物を買わない
- スキマ時間に捨てるものを探す
- 断捨離をする
むやみに物を買わない
衝動買いはしないようにします。
私も衝動買いが好きで、特に飾れるものが好きなので、旅先やドライブ先で衝動買いをしてしまいます。
最近は飾るものもよく考えて、計画的に買うようにしています。
一方で、迷ったら買うな、気に入ったら迷わず買え、という考えも取り入れてます。
必要なものは、「買ったら、代わりにどれか捨てる」を実行するようにしています。
スキマ時間に捨てるものを探す
「捨てられるものを探す」という考えは有効です。
これは「わたしのウチには、なんにもない」の著者、ゆるりまいさんの受け売りです。
普段から「片づけ→ モノを減らす」と動く癖がつきます。
なにか、「捨てるエンジン」がアイドリング状態で、いつでもモノを捨てられる感じです。
少しずつモノが片づいていってます。
断捨離をする
計画的に時間を確保して断捨離をします。
時間を確保したら、次の流れで作業をしていきます。
1.断舎離する場所やターゲット(服、本、紙類など)を決める
2.残すものの量を決める
3.とりあえず、要・不要・保留と分ける
4.残したものを収納する
(詳しくは、記事を追加していく予定です。)
物を減らしたときの、本当のデメリット
家の物が少ない生活のデメリットについて、ネットでよく見るデメリットと本当のデメリットの違いについて、紹介します。
ネットで見るデメリットは、本質でない
ネットで言われる物を減らしたときのデメリットは、本質からズレてます。
世間で言われているデメリットは、大体次のようなものです。
- 必要なものまで捨ててしまって、生活が不便になる
- 極端な考え方になり、家族や友人関係が悪くなる
- 物欲がなくなり、「お金も必要なし」と働かなくなる
でもこれらは物を捨てることが目的化している、いわゆる「不幸になるためのミニマリスト」です。
ちゃんとやれば、防げるものです。
このあたりについては、別の記事で詳しく説明しています。
▶ミニマリストってやばい?その生活行動はシンプルかつ合理的
本当のデメリットは次のとおりです。
真のデメリット1:家人が理解してくれない
真のデメリット2:殺風景で冬は寒くなる
真のデメリット1:家人が理解してくれない
家人やパートナーには、ミニマリズムを理解してもらえないことがほとんどです。
「モノを減らそう」というのは個人的な思いつきで、同居人、家族、パートナーは関係ありません。
「急になにか始めた」くらいにしか思ってません。
でもひとりで物を減らしても、同居人の荷物がそのままだと、なかなか減りません。
そういうときは、「まず1人で初めて、次第にその良さを家人に理解してもらう」という方法しかありません。
真のデメリット2:殺風景で冬は寒くなる
物がないと冬に寒く感じることが多くなります。
殺風景な部屋だと断熱効果があまり期待できない、ということもあります。
南国の家は風通しがよく、北国の家は保温性があります。
冬にどうするかも、考えておいたほうが良いです。
まとめ:感じるメリットは人それぞれ
家に物が少ないとどうなるのかを解説しました。
- 物が少ない暮らしのメリット
- 物が少ない暮らしの真のデメリット
この記事にも書いたように、ネットで見つかるデメリットは間違った知識によるもので、実際は殆どありません。
シンプルで豊かな生活をしたいなら、まず家のものを減らしていくことをおすすめします。
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