断捨離を始める前に知っておきたい《5つのマインド》
断捨離を始める前に、考え方を整理しましょう。
断捨離ができない要因をそのままにしては、うまくいきません。
まずマインドを見直しましょう。以下にポイントを上げてみました。
- マインドその1:いつか物を減らす必要がある
- マインドその2:時間は臨機応変にすべし
- マインドその3:パーフェクトを目指さない
- マインドその4:無理をしない
- マインドその5:季節と体調管理について
マインドその1:いつか物を減らす必要がある
いつか物を減らさないといけない時がかならず来ます。
たとえば、次のようなときです。
- 引っ越しのとき
- 地震や津波で家屋が破壊されたとき
- 家族が亡くなって遺品整理が必要なとき
引っ越しのときは、要らないものがたくさん出てきます。
地震などの自然災害にあったときは強制的に破壊されます。
家族がなくなったときは、その遺品を整理する必要があります。
いつかやる必要がある時が来るということを知っておけば、重い腰も上がるようになります。
マインドその2:時間は臨機応変にすべし
一気に断捨離するにはまとまった時間が必要ですが、少しずつ減らすならスキマ時間で可能です。
断捨離の方法を工夫することで、断捨離をする時間は調節できます。
たとえば・・・
- 一気に断舎離するときは、仕事を休む
- 断捨離の範囲を小さくして、1時間くらいで済ませる
- 普段から「捨てるもの探し」をして、スキマ時間に断捨離をすすめる
「これだと、断捨離がおわらないのでは?」と思うかもしれません。
いやいや、断捨離はそうかんたんに終わらないし、終わりはないです。
ものが減っても生活をすれば、また増えます。
それに現実として、断捨離は時間がかかるものだと思ったほうが良いでしょう。
断捨離の現実:
- 亡くなった親の家を片付けるのに、1週間以上かかるのが普通です
- 持ち物が多ければ、それだけ時間がかかります
- 捨てる方針は進めながら決まっていくので、また時間がかかります
- 掃除をするとなると、また時間がかかります
なので仕事を持っている人が断捨離すると、かなり時間がかかります。
何を捨てて何を保存するか、やりながら方針が固まっていくものです。
無理にすすめると後悔することも増えてくるので、ゆっくりすすめる方が良い結果になります。
具体的な方法については後述しますが、
- 普段は細かく時間を区切って断捨離して、
- タイムリミットがあるときは時間を取って、一気に断捨離をする
と、時間を工夫すると断捨離ができます。
マインドその3:パーフェクトを目指さない
お手本となるミニマリストのやりかたを、完全に真似することはほぼ無理です。
最適な生活スタイルは、人それぞれだからです。
一人暮らしのスタイルを家族持ちが真似することはできないし、完全冷暖房のマンションの暮らしを田舎の一軒家で真似するのも無理です。
生活スタイルや、住んでる環境が似たミニマリストの方が見つかったらいいですが、それでも完全に真似することはおすすめしません。
マインドその4:無理をしない
持ち物の数を減らそうと、無理やり断捨離するのはよくありません。
あとで後悔する要因になりやすいです。
何をすてて何を残すかも、人それぞれです。
最初から完全に捨てるものが決まっている人はほどんどいません。
私も先達のミニマリストのブログなど情報を検索して、大体の方針を決めてからやります。
でもいざやるとなると、たとえばジャケットの断捨離の場合、
① 去年、使わなかったジャケットは断舎離する
▼
② でも使ったジャケットも結構ある
▼
③ その中から、どのように断舎離するか、悩む
の繰り返しです。
この時点で、もし目標として「ジャケットは春夏用1着、秋冬用1着」として、無理に目標を達成しようとすると後から仕事に必要だとわかったり、後悔することもあります。
迷ったら、とりあえずキープしておいて、時間をおいてまた捨てるかどうかを決めると良いです。
それが後悔するパターンを減らすコツです。
マインドその5:季節と体調管理について
体が動かないと本当になにもできません。
身近に老人や体の不自由な方がいる人は分かると思います。
日常生活にも支障があるくらいになると、断捨離は無理です
そういうときも無理せずに、人に頼るのも大事です。
また、冬は断捨離をしないと決めてしまうのも手です。
冬は寒くてやる気が出ない、という人は結構います。
そんなときは無理せず、掃除や整理整頓など負担にならないことをやっていきましょう。
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