この記事の内容
- 論理的思考のはじめ方
- 論理的思考の鍛え方とメリットについて
- 役に立つ思考の方法について
論理的思考自体は大丈夫!という人には KT法を紹介します。KT法はいろいろな状況に対応した総合的なプロセスで、NASA や IBM など米大手企業で正式採用されている手法です。
論理的思考の最初のステップと始め方について
論理的思考が苦手な人は、やり方を知らないだけだと思います。完全に「方法」なので、だれでも出来ます。
以下の順番で、論理的思考をはじめてみましょう。
最初は頭の中を書き出していく習慣を身につける
論理的思考のはじめ方
- 紙とペンを用意します。
- 思いついた「単語」「言葉」「文」何でもいいので書いていきます。
- 書いた内容同士になにか関係があることが思いついたら、線でつなげます。
書き出した内容を線でつなげた例が下の図です。
各項目は線によって何らかの関連性をもつことを、この図は示しています。
どういう関係なのかは、線のところに書けばいいです。「主語・述語」だったり「修飾・被修飾」、「行動・結果」なのかもしれません。
思いついたことををひたすら書き出す(アウトプット)することを最近は「ブレインダンプ」と呼ばれるそうです。
でも昔からある方法で、ロシア武術システマのマスター、ミカエルもストレス対策として推奨してます。
このように、頭の中を整理することについては、次の記事でまとめています。
同じ考え方でロジックツリーを作っていくと、もうこれは論理的思考(ロジカルシンキング)になります。
論理的思考についての基本的なことについては、次の記事でまとめています。
書き出すことのメリット
思いついたことを書き出す作業はとても大事で、計り知れないメリットがあります。
頭の中を整理したり、混乱したときに自分を落ち着かせることもできます。
- ストレスを発散できる
- ノートやメモを効率よく取ることができる
- 作文やレポート作成の構成やアイデア出しに使える
ストレスを発散する
実は頭の中を紙に書き出していくのはストレス発散になり、健康的にも良い面があります。
なんとなく気分が優れないときは、頭の中を紙に書き出しましょう。
解決案が浮かんだりしますが、浮かばなくても外に出すだけでスッキリします。
上にも書いたとおり、ロシア武術システマのマスター、ミカエルもストレス対策として推奨してます。
ノートやメモをとることに使える
人の話を聴きながらのメモはなかなか大変です。
ですが聞き取れた単語をメモするくらいはできるのではないでしょうか?
以下のようにすると、立派なインタビューメモやノートになります。
ノートの手順
- その場では単語を結んだだけのメモを作成し、
- 終了後に、内容を思い出しながら情報を書きこんでいく
セミナーによっては、まともにメモをとる時間もないものもあります。
特に作業をするようなセミナーでは、なかなかメモも取れず、後で思い出すことも難しいものもあります。
この方法だと、セミナーの後にどこかの喫茶店にでも入って、思い出しながら詳細を付けたすこともできます。
この方法はかなり使えますので、おすすめです。
私もセミナーなどで重宝しています。
作文やレポート作成に使える
文章書きのときのアイデア出し
- 紙にひたすら思いついたことを書いていく
- 関連があるとおもうものは、線でつなく
- 繰り返す
やってるうちに、なんとなくカタチができてきます。
あとは整理して、文章にするだけです。
>>> 具体的な構成方法などの書き方については、下の記事を参照してください。
論理的思考力の鍛え方
慣れてきたら、次のステップです。
論理的思考の基本的な手法をつかってみます。
メインとなる論理的思考の手法
- 仮説思考
- ロジックツリー
- KT法
仮説思考
仮説思考は調査をするときに使うのがおすすめです。仮説思考については、次の記事でまとめています。
ロジックツリー
ロジックツリーは原因を分析するときに使うのがおすすめです。ロジックツリーについては、次の記事でまとめています。
KT法 (ケプナー・トリゴー法)
KT法はあらゆる局面で使用できます。慣れたら、KT法をはじめましょう。
KT法は基本ではありませんが、実践的です。すこし難しいかもしれませんが、使っていくことで慣れていきます。
ぜひ使ってみてください。
論理的思考のメリット
論理的思考をすることで、なにがいいかと言うと、
やりなおしが減る
ということですね。これは「事実に基づいて、よく考えた結果」だからだと思います。
とにかくやり直しが減ったため、仕事もプライベートでもどんどん先に進むことが出来るようになりました。
論理的思考に関連した思考について
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