服の断捨離。
ふだん着やビジネススーツは、どれだけ残しておけばいいでしょう?
それは仕事や生活スタイル、人によってまったく違います。
一言では決められません。
この記事では、
既婚の社会人男性(私)がどんなふうにビジネススーツや私服の断捨離をしていったか、
を紹介していきたいと思います。サンプルの一つとして参考にしてください。
・服の断捨離の、やりかたは?
・私服は、どれくらい残す?
・ビジネススーツは?
・成人男性の服の断捨離を知りたい
こうした疑問に答えます。
この記事では、次のことについて書いてあります。
- 服の断捨離のメリット
- 服の断捨離のしかた
- 服の寿命
- 不要な服の処理方法
- 参考にした有名人、ウェブサイト
PR TIMES がアンケートを実施したところ、最も多く断捨離されているものは「衣類」であることがわかりました。
出典:【150名に調査】もっとも多く断捨離されているものとは…?(PR TIMES)
(N=150名、複数回答。2022/3/4~2022/3/11に実施したインターネット調査による)
ですが、ミニマリストには女性が多いのか、
男性服の「どういう服をどれくらい残すか」についての情報があまり見つかりませんでした。
私は、少し前に服の断捨離をして、今も少しずつ減らしてます。
実際にどのように断捨離をしていったのか、みなさまの参考になるとうれしいです。
ちなみに前提として、
わたしは「私服の制服化」をしてシンプルライフを目指して断捨離を進めてます。
服を断捨離するメリット
洋服を断舎離すると、どういうメリットがあるかを解説します。
見えるメリット以外にも、目に見えないメリットもあります。
・スペースにゆとりができる
・時間にゆとりができる
・洋服が長持ちする
スペースにゆとりができる
服が減れば、スペースにゆとりが生まれます。
私の場合、洋服ダンス、パイプクローゼット、スタンド、ドアに洋服いっぱいかかっている状態でしたが、かなりスッキリしました。
時間にゆとりができる
朝に「なにを着るか」がすぐに決まり、時間が節約になります。
これは着る服を少なくしたこと以外に、服の制服化をしたことも理由のひとつです。
洋服が長持ちする
収納に余裕ができて通気がよくなり、洋服が長持ちします。
また、定期的に断捨離やメンテナンスするので、これも洋服の長持ちの理由になります。
紳士服の断捨離のしかた
服の断捨離は、まず「どういう服を着るか」を考えます。
ただ量を減らしても、統一感がないとメリットを享受できないからです。
私はシンプルに模様は飾りのない、シンプルなスタイルに決めました。
スティーブ・ジョブズや、マーク・ザッカーバーグ、オバマ元大統領の話を参考にしました。
私の方針はこんな感じです。
・私服の制服化をする
・シューズも制服化
・どこにでも行ける服装を考える
・年2回の見直しと断捨離
私服の制服化をする
毎朝服を選ぶ作業を最小にするために、シンプルな服のみ残します。
いわゆる私服の制服化です。
ですが、ミニマリストなら用途別に各種1~2個ずつ残すのでしょうが、そこまではしませんでした。
服のほかにも断捨離するところがあったからです。
とりあえず必要なものを必要な量だけ残すことにしました。
- ジーンズはリーバイス501 or 502
- 長袖Tシャツ、半袖Tシャツ、半ズボン
- スポーツ着:室内着と併用
- 寝巻き:室内着でアウトのもの
まだジーンズは10本ちかく残っているし、Tシャツも結構な量があります。
これらはすぐには処理せず、少しずつ減らしていくつもりです。
ちなみに3年くらい時間をかけていこうと思ってます。
シューズも制服化
シューズも、断舎離しました。
残したものは、これくらいです↓
- サンダル2足
- コンバース2~3足
- 長靴
- スポーツ用シューズ1足
スティーブ・ジョブズは New Balance でしたが、私はコンバースがすきなので、それにします。
ジャケパンスタイルでも大丈夫なように、無難な黒にします。
靴下も綿100%の白に統一してます。
★★★ 腕時計は一本のみ ★★★
腕時計はロンジンを1本、使っています。
腕時計はなくても問題ないのですが、あるところからプレセントされて、それを使ってます。
自動巻で気に入っているので、ずっと持っているつもりです。
(メンテナンスに一回4万弱かかります。)
どこにでも行ける服装を考える
ご近所でも遠出でも、同じ服装ですむように服をそろえます。
私は昔から、ご近所と遠出の服が違ってました。これだと服を選ぶのに、けっこう手間がかかります。
これは避けたいので、おなじになるようにします。
年2回の見直しと断捨離
衣替えの時期(5,6月と10,11月)に、定期的に服の断捨離をしていく予定です。
理由は、次のとおりです。
- 着なかった服がわかるから:
入れ替えのために、衣類を一旦クローゼットから全部出します。なので、着なかった衣類がわかりますね。
その季節に着なかったら、断捨離の対象になります。 - 買い替えのチェックにいい時期だから:
Tシャツ、ノースリーブ、タンクトップは季節ごとに入れ替えるので、チェックするいいタイミングです。
アンダーウエアなどサイクルが短いものは、定期的にチェックして買い替えます。 - 買い取り時期だから:
服の買い取りは季節があわないと、買取がタダになってしまいます。
それをさけるため、秋冬物は秋、春夏物は初春に買取業者にもっていきます。
ビジネススーツは、どれだけ残すか?
社会人ならビジネススーツを持ってますよね、
ビジネススーツは仕事着で、公的な場で着るものなので、私服とは別に考えます。
私の場合、ビジネススーツや礼服は、ほどんど処理しました。
・ビジネススーツは1着のみ
・ワイシャツも1枚
・靴は黒靴と茶靴を1足ずつ
・小物類
決めるときは、次のサイトを参考にしました:
ビジネススーツは1着のみ
スーツは1着のこして、ほかは処理しました。
今は客先に出向くこともなくなり、ウェブ会議ですんでしまいます。
ここ数年まったく着る機会もなかったので、捨てました。
残ったスーツも寿命になったら捨てる予定です。完全に0着の予定です。
オフィスに行くのは2,3ヶ月に一回くらいです。
そのときはジャケットとコットンパンツです。
ジャケットが3着ほどのこってますが、1年後にもっと減らし、1~2枚にする予定です。
礼服も1着だけ残っていますが、そのうちレンタルにする予定です。
イオンなどで全国配送の礼服レンタルをしているところがあります。
スーツや礼服のレンタル:
ワイシャツも1枚
ワイシャツの数はスーツに合わせればいいですね。
断捨離をした結果、ワイシャツもかなり減り、13着 → 4着になりました。
そのうち、ジャケット用の1~2枚になる予定です。
靴は黒靴と茶靴を1足ずつ
スーツ用(礼服用)はプレーンチップの黒を一足、で十分です。
でもベルトの色に合わせ、茶色も一足残しています。
その他の履いてない靴は捨てました。
※ 同じ意味で、綿の黒ソックスも数足残してます。
綿だと夏でも蒸れないし、一年中履けます。
小物類、ほか
コートは1着、マフラーは2本あれば大丈夫。
ネクタイも3本あればOKと言われています。2~3本のこしとく予定です。
毛糸のベストもあって、オフィスが寒いときに着用してました。
これもスタンダードなものを2着ほど残す予定です。
定期的な断捨離:服の寿命について
服の寿命を知っておくと、メンテナンスも楽になります。
一度断捨離をしても、年に2回ほど定期的に見直しをします。
一般に言われている、服の寿命は次のとおりです。
- アンダーウエアは1年
- ビジネススーツは2~3年
- ジーンズは、自分次第
- Tシャツも普通は1~2年
- 靴はビジネスが1~2年、スニーカーが3~5年
アンダーウエアは1年ごとに交換
下着はだいたい1年位を目安にします。
洗濯回数70回くらいを目安にすることが多いようです。週に1,2回洗濯するとすると、1年くらいになります。
ちなみにグンゼが2020年に実施したアンケートによると、下着を処理する時期はかなりバラバラなようです。
下着を捨てるタイミング(出典:グンゼ)
ビジネススーツは2~3年と言われる
これもネット調べですが、スーツは3~5年だそうです。
でも、ちゃんと毎日の手入れをして着回してスーツを休ませたりしていれば、ものによっては長持ちするようです。
手縫いのオーダースーツは既製品に比べて、もっと長持ちみたいですね。
ワイシャツは1~2年が目安です。
ですが、私はなぜか襟ぐりがすぐに汚れてしまうので、もっと早いです。
ジーンズは、自分次第
ジーンズは完全に自分次第です。
10年以上履いている人もいますし、1年半で穴が空いたから買い替えた、と言う人もいます。
私は穴が空いて、一度修理して、それでも擦り切れてもう補修は無理、と言われるまで履いています。
また白のコットンパンツとして、エドウィンのボトムも一本持っています。
靴下の寿命も、自分で判断するもののようです。
Tシャツも普通は1~2年
Tシャツは、通常1~2年で寿命になるとされています。
私は「外に来ていけるか」で判断していて、ダメなら部屋着に回します。
生地によると思いますが、薄いコットンだとほぼすぐに部屋着になってしまいますね。
毛糸のセーターやベストは「毛玉が出来るまで」ですが、あまり薄くなったら換えどきです。
靴はビジネスが1~2年、スニーカーが3~5年
靴は通常、ビジネスシューズが1~2年くらい、スニーカーは3~5年が目安です。
いい革靴は、手入れをきちんとして修理をしながら永く使うものでもあります。
ソールがポリウレタンで出来ているスニーカーは、時間が立つと「加水分解」を起こします。(ニューバランスなどがそうです)
「加水分解」が起こると、ソールが崩れてきたり、剥がれてきます。
そうなったら、交換時期です。
断捨離で出た、不要な服や靴の処理
断捨離で出てきた、不要な衣類や靴の処理方法について、紹介します。
次のような処理方法があります。
- 下取り
- 中古品販売業者
- フリマ・オークションに出品する
- ネット買い取り業者
- ごみ
下取り
スーツや礼服は下取りしてもらえるお店があります。
普段着では Right-On が引き取ってくれます。500円クーポンをもらえます。
中古品販売業者
一番お手軽なのは、中古販売業者に買い取ってもらうことです。
ほどんど着なかったものを、その場で買い取ってもらえます。
ただ季節外れの衣類は買い取ってもらえなかったりするので、注意が必要です。
おすすめの業者は次のとおりです。
おすすめの中古品販売業者:
- オフハウス :ハードオフ・グループのブランドで、全国にあります。
- ワットマン :神奈川周辺ですが、衣類も引き取ってもらえます。
- セカンドストリート
:衣類の扱いがメインになります。 - トレファク【トレジャーファクトリー】 :これも全国にあります。
フリマ・オークションに出品する
メルカリなどのフリマに出すと、高価で売れることがあります。
ただ寿命のものは売りづらい、というデメリットがあります。
フリマに出してみて、売れなかったときは中古販売業者やネット買取業者に買い取ってもらうのが、よく使われる方法です。
ネット買い取り業者
服専門の買取業者が、自宅まで集配してくれます。
外に出る必要もないため、大量に出したいときには便利です。
ただ、季節外れの衣類は引き取ってもらえなかったり、買取価格が安くなったりします。
返送料金は有料となる業者も多いため、注意が必要です。
売るか捨てるかが決まった衣類に限ったほうがいいですね。
おすすめのネット買い取り業者:
- セカンドストリート
:古着の買取で、オンラインでも申し込めます。 - メンズブランド宅配買取【Kigaeru -キガエル-】
:ブランド衣類・財布・靴・アクセサリーの買取です
ごみとして出す
資源ごみとして出すと、リサイクルしてもらえます。
ゴミの出し方は、各自治体によってルールが違うので、注意しましょう。
例えば私がいる自治体は、綿が入っていると燃えるゴミになります。
ゴミ出しルールは事前に確認しましょう。
まとめ:
この記事では、次のことについて紹介しました。
- 服の断捨離のメリット
- 服の断捨離のしかた
- 服の寿命
- 不要な服の処理方法
- 参考にした有名人、ウェブサイト
服は知らない間に増えていて、一度着たけど忘れてしまった、という服も結構あります。
それはとてももったいないし、せっかく買ったのだから服の有効活用という意味でも、一旦断捨離をして棚卸しを行い、そのあとは定期的にメンテナンス断舎離することをおすすめします。