投資を始めるのには少し恐怖を感じると思います。せっかく稼いだお金を失ってしまうイメージがあるからです。
タンス貯金しててもお金の価値は下がっていくことはわかってるけど、やっぱり投資は怖い
やたらと始めても損するだけなので、おすすめの本を紹介しますよ。
巷にはチャートの読み方とか、必ず儲かる!みたいな本が目につきますが、資金管理などの大事なところが書いてない本が多く、そのままやるとまず失敗します。
今回紹介する本は実際に私も参考にして実践してます。(そのままではありませんが)
投資用語もあまり出てこないし、そのまま真似することもできる内容と思いますので、とりあえず読んでみることをおすすめします。
投資信託って何?ETFって?という人は、初心者用の解説本を参考にしてくださいね
投資が初めてなら【長期投資】
塚口直史氏の本
世界第3位のヘッジファンドマネージャーに 日本の庶民でもできるお金の増やし方を訊いてみた。
ロシアを拠点として活動されている世界的なファンドマネージャーが、「我々のような一般庶民でもできる」投資方法を紹介してくれています。
景気傾向をモニターしながら、分散投資をしていくスタイル
いわゆる分散投資(国内外国株、国内外国債券、金、JREIT、VIX)なのですが、景気傾向にそって積立するものを変え調整していく方法です。
景気傾向なんてわからない、という人も大丈夫です。以前も紹介した方法が書かれています。
VIX 係数のファンドを組み込み、急落時にも対応している
特徴は景気が悪くなると上がっていく VIX 係数をポートフォリオに組み込んでいる点です。株価が下ると VIX 係数は上がるので、全体的に極端に損失は出ません。
その分利益率も低いのですが、実はやり方次第です。それに銀行に預けているよりは良いです。
ほとんど手間を掛けず、目に見えて保有財産が増えていく、その醍醐味を味わってみてください。
説明もかゆいところに手が届き、この本だけで投資が始められます。(口座開設は必要です)
投資をしている実感がある
もっと手間がかからないの、ない?
バランス型のファンドを積立していって、全く手間をかけない方法もあるよ
個人的に面白くないのでやらないだけですが、バランス型のファンドを積立していけば、もっと手間がかかりません。
ですが、ほんの少しだけ(年に1回程度)手間をかけてると、なんとなく自分も投資家の一人になっている実感がわきます。
もっと投資の醍醐味を味わう【短期トレード】
奥山泰全氏の本
お金がずっと増え続ける 投資のメソッド アイドルのわたしでも。
相場師に興味のある方、いかがでしょう?
伝説の相場師、林輝太郎氏のお弟子さんの奥山泰全氏の本です。
奥山さんはご自身の会社でセミナーを開いていたのですが、そこに乃木坂46 の高山一実さんが参加して講義を受ける、というスタイルです。
CFD をつかった短期トレード
銘柄は「金 CFD」というレバレッジを効かせた差金取引です。FX と同じなので、FX にも利用できる方法です。
上記の塚口さんの方法で物足りなくなってきたら、こちらの方法に手をつけるのもありです。
こっちは日に2~3回チェックする感じです。(奥山さんは1回らしいです。)
この本のとおりにやっても大丈夫ですが、予想以上に急落した時は精神的にきついかもしれません。
そういうときの対処方法もセミナーではやっていたようなのですが、この本では割愛されています。
現在セミナーはされていない
以前は無料セミナーが開催されており、参加するともっと詳しく技術を伝授いただけたのですが、残念ながら奥山氏は2020年11月に社長業を退職され、今の所セミナーはありません。
200人以上のキャンセル待ちがあったんですが、全部キャンセルになってしまっています
その後、ご自身の投資顧問会社を立ち上げています。
奥山氏の会社サイト:株式会社ナレッジ – Knowledge.co.ltd. site
指値を入れていく「買い下がり」スタイル
ここに出ている方法は「買い下がり」。指値を入れていくだけです。
奥山氏自身、社長業をしながらやっていた方法で、「投資だけで人生をおわらせてはいけない」という考えでした。
私も仕事やシステマをやりながら、この方法でやってます。精神的負担が少なくなるよう調整しながらやっています。
FX というとチャートの前に張りつく必要があるというイメージです。為替トレーダー出身の方なども基本そういうスタイルのようです。
個人的にはそれだと他のことが出来ないため、一旦 FX から遠のいたことがあります。
ですがこの本の方法は、「一日に2~3回程度チャートをみる」というスタイルで、個人的にはあっているようです。
資金管理のやり方の説明もある
FX などの短期トレードは博打の要素が多く、資金管理のしかたが説明されている本はあまりありません。
ですが、この本にはトレードを始める前に資金管理の計画をたてるようになっています。そこから導かれたルールにそって、指値を入れていくスタイルです。
その部分を知るだけでも、読んでみる価値のある本です。